BLOG

ブログ

トライアスロンは生涯スポーツとして最高のスポーツ


皆さんトライアスロンのイメージってどういうものでしょうか?おそらく「きつそう」の一言を思い浮かべた人がほとんどではないでしょうか。確かにトライアスロンは「きつい」と思います。しかしひと種目ずつ見てください。種目は「水泳」「自転車」そして最後に「ランニング」。健康を保つ事に欠かせない有酸素運動の王道3種目です。スポーツジムなどでこの3種目に取り組んでいる人達は多くいます。生涯に渡って健康を維持する。そのために運動をすることやスポーツに取り組むことは必ず必要なことです。その先にトライアスロンへ挑戦!!というのはハードルが高いでしょうか?最終的にはやってみないとこの「きつそう」が他のものへ変わることはないでしょうが、私が20年近く取り組んだトライアスロンをもっとポジティブなイメージになるようにこのブログを書いてみます。

目次

トライアスロンは余すとこなく筋肉がつく。

私がトライアスロンで得られた経験則ではありますが、筋肉はその動きで使った場所についていくように感じます。例えばバイクやランニングは下半身を中心に使います。結果すべてではありませんが、筋肉は下半身につきます。上半身も動かしていますが、やはり上半身の筋肉はそんなにつていないと感じます。上半身を使う水泳と下半身を使うバイク・ラン。トライアスロンまでやってこそ、まんべんなく全身に筋肉が付くと言えるのではないでしょうか。

水泳のみに取り組むお話し

以前ご年配の方々に水泳のレッスンを行っていました。健康を意識されている素晴らしい方々で、間違いなく年齢以上の体力を有していました。しかし一つだけ残念に思っていたことがあります。多くの方々の膝は外に開き、重力下においては筋肉が耐えられていないと感じられました。水泳は安全に心肺に負荷をかけ、持久力を鍛える事が出来ます。しかし重力下ではないので筋肉、特に下半身の筋肉を鍛えることがほとんどできません。生涯において一番大事と思われる抗重力筋が鍛えられないのです。

バイクのみに取り組むお話し

バイクは過度な負担を掛けず安全に下半身を鍛えることができます。またハンドルを持つことによって実は上半身や体幹も鍛えています。バイクのみを行うことの欠点はスイムと重複しますが、バイクに座っているので、脚で体重を支えていないことです。バイク選手の発達した筋肉はバイクを漕ぐためのものであり、こちらも抗重力筋が鍛えられてないのです。

ランニングのみに取り組むお話し

ランニングはスイムやバイクと違い最も手軽に抗重力筋を鍛えられる運動です。スポーツに取り組むなら基本中の基本であり私も最も大切な運動だと思います。ランニングができない状況になってくるとバイクやスイムならとなると思いますが、これは妥協案であり生涯健康にとっては危険な状況です。ランニングの欠点は上半身を使わない、同じ場所に何度も負荷をかけるので故障のリスクが高いことです。

持久力も同じようなイメージ

上の筋肉の話と同じですが、持久力も同じような印象を持ちます。どの種目も全身運動として持久力が付くイメージですが、いくら自転車をこいだりランニングをしても、水泳で腕を回すとすぐにバテてしまいます。逆にいくら泳いでも、バイクをずっと漕いだり、ずっとランニングは出来ません。運動しないことよりはかなり効果がありますが、負荷を掛けて使った場所に持久力がつくイメージです。

やはりトライアスロンはバランスがいい

1方向に特化してない総合的なスポーツであるトライアスロンは故障などさまざまなリスクを減らして、筋肉をつける、持久力をつける、スタイルをよくすることができます。特化することは速くなるや強くなるためには必要ですが、健康であること=特化することではありません。一番きつそうなイメージのトライアスロンですが、バランスがよくぜひ取り組んでもらいたと思うのです。

3種目はきついというあなたへ

このような多くのものが得られるとはいえ、それでもトライアスロンに取り組むのはきついと思います。しかしトレーニングにバラエティを持たせたり、その日の気持ちを優先して取り組んでいけば以外にも長く続けていけます。

色々なトレーニング方法で長く続ける

トライアスロンは3種目ありますが、1日に3種目トレーニングする必要はありません。今日はスイムのみ。明日はバイク。今日のメインはランでその後リカバリーとして少しだけ泳ごうなど。あるいは1時間のトレーニングを20分ずつ分けたり、30分で2種目行ったりとバラエティ豊かにトレーニングが組めます。その積み重ねが気づけば長いトレーニング時間となり筋肉や持久力が見違えるほどつくのです。ハードワークだけが自分をたくましく変えるのだと思ってはいけません。それはいつか体も心も折れて生涯スポーツができない体へ向かう道です。

気持ちに素直になる

計画を立て必ずそれを実行する。それのみが成功の道と信じて。確かにそうかもしれませんしそうありたいものです。しかしスポーツを健康作りの一環と考えるならばそんな大層なことを考える必要はないと思います。時にはトレーニングしたくない時もありますし、スイムよりバイクに乗りたい時もあります。仕事で1時間走る予定が30分しかできない時もあるでしょう。急に計画の変更がある事を頭に入れ許容していくことが大切だと思います。繰り返しますが積み重ねていけば、誰でも以前とは別人の自分になっているのです。日々無理をしたり、うまくいかないことを深く考えていては一番大切な積み重ねる事ができません。ゼロではなかったことに喜んだり自分を褒めたりしていきましょう。

1%でも変わってくれたら

いかがでしょうか?ネガティブなイメージの方もどうせなら3種目「トライアスロン」までした方がいいじゃないか。くらいには思ってもらえたのではないでしょうか。大会に出なくてもスポーツジムや個人で「スイム」「バイク」「ラン」に親しみトライアスロンをやってます!!でも私はうれしいです。
気持ちよく達成できる目標を積み重ねていけば、必ず誰でもトライアスロンができますし体力はつきます。楽しむことが一番素晴らしいし長く続くコツです。何より生涯スポーツに出会って健康を維持してもらいたい願いがあります。みなさんトライアスロンを体験してみませんか?

SHARE

ブログ一覧

ホーム > ブログ > トライアスロンは生涯スポーツとして最高のスポーツ